秋のパワーアップ研修会~倉敷・大原美術館~
2022年10月23日(日)
天候にも恵まれ41人が研修を堪能しました
今回のパワーアップ研修会は倉吉発-倉敷へのバスツアーで、白壁の蔵屋敷、なまこ壁、柳並木など、趣ある景観が楽しめる美観地区へ。
① 大原家旧別邸有隣荘の「マティス―光と色と」展(この研修日が特別公開の最終日)
②大原本邸語らい座(旧大原家住宅)
③大原美術館 新児島館(仮称) ※2022年11月30日で暫定公開終了、2024年年度末グランドオープン予定
④倉敷国際ホテルでのランチ(大原美術館の特別講演あり)
⑤大原美術館 (本館)
これらの各施設にて期間限定の展示や講演、各施設館内の趣きなどを堪能し、有意義な研修となりました。
参加者は「今までより深く絵を味わえたようだ」「また来たいなぁ」「たっぷり研修してやる気が出た」等の感想で、大満足で帰路につきました。
参加者からの声(多くのご感想から抜粋)
①倉吉美観地区の研修について
よかった:36人 概ねよかった:3人 よくなかった:0人
(但し日曜日の開催のため、人出が多くもう少しゆっくり研修・散策したいという声もありました)
② 大原別邸「有隣荘」
・タイミングよく「マティス展」が鑑賞できた。ラッキー!!(多数)
・歴史ある重厚な建物の中に展示されている「マティス」と、贅を尽くしながらも品格ある日本庭園の絶妙なコラボレーション、見ごたえあります。
・室内の各所にボランティアの方がおられ、気軽に質問したり、説明を聞いたりできた。その雰囲気がよくて、自分もそうなりたいと思った。
③大原本邸「語らい座」
・大原さんゆかりの場所で、大原さんの業績の様々、美術館開館までの歴史が知られ、大満足。
・ここでもボランティアさんがいて、より深く見学できる助けをしておられた様子が見られた。
④講演会
・倉敷の街の歴史的背景(高い文化度・公益性・町の品格の高さ)を知る事が出来た。
・大原美術館の魅力を余すところなく紹介して頂くものだった。特に、美術館の存在意義について、その考え方に共感できた。鑑賞への気持ちが高まった。
・美術館を運営していくためには、長期的視野をしっかり持っての運営計画を作成しなければ・・・と思った。さすが、大原美術館、感銘を受けた。良きお手本にしなければ。
⑤大原美術館
・柳沢さんの講演を聞いてからの鑑賞だったので、作品に対してより理解が深まりました。(多数)
・今展示されている絵画を見る事ができるのは、児島虎次郎さんと大原孫三郎さんの日本中の人々に美術作品をみせてあげたいという熱い思いのおかげだと改めて気付き、グッときました。
他にも、「たくさんの作品があり驚いた」「有名どころの作品がたくさんありびっくりした」、「圧巻でした」といった声が多くありました。
⑥全体として
・参加者が41人と多く、勢いがついた。元気づけられた。
・美しい街並みもたっぷり散策できてよかった。研修、観光、共に楽しみました。(多数)
・一日と言わず、一泊か二泊の研修をしたいです。
・県立美術館に対して、何が応援できるのか真剣に考えないといけないなあと感じてきました。
以 上