美術館建設現場見学会&対話会を開催

2022年12月4日(日)

設計・運営を担うPFI事業者と初めて対面で意見交換

 とっとり県美応援団の会員やPFI事業者のメンバー(参加者55名)が参加し、美術館建設現場の見学と対話会を開催しました。

 PFI事業者とは、県と一体となって設計から開館後の運営までを担う企業10社からなる「鳥取県立美術館パートナーズ」で、この日はこのうち7社から9人が参加。鳥取県の美術館整備局からも梅津局長ほかにご参加いただき、建物の建設現場況の見学の後、工事の進捗状況や美術館周辺の環境整備、植栽計画などについて説明を受け意見交換を行いました。

着々と進む美術館建築工事

工事現場内で説明を受ける応援団メンバー

 現場見学会では「実際その場で説明を聞いてみると多くの発見や気づきがある」「具体的な完成イメージが湧き、開館が更に楽しみになる」「美術館への関心を高める良い機会だ」等の感想が聞かれました。

 対話会では、美術館の設計や植栽計画等について設計管理担当の長谷川龍友氏(槇総合設計事務所)より、丁寧にわかりやすい説明を受けました。

参加者からは植栽計画について「鳥取ならではの草木を植えてほしい」「芝は県産芝を使ってほしい」などの意見についても、パートナーズ側から前向きに検討したいといったやり取りがありました。多くの参加者と話題を共有することができ、次の活動目標も見つけられました。

 パートナーズからは「次回の対話会では、今回のご質問・ご意見への対応、進捗状況の共有と、植栽、周辺環境に係るボランティア活動についての協議を」とのこと。2回目の対話会(意見交換会)の開催が待たれるところです。

美術館の設計について解説する長谷川氏

事業者に質問する参加メンバー