米子市美術館後援会 会長の講演

日時:2021年10月30日(土)14~16時(新日本海新聞社 中部本社ホールにて)

演目:「美術文化を楽しむ組織に」

講師:福島 多暉夫 氏(米子市美術館後援会 会長)

米子市美術館後援会 福島多暉夫会長

「活動は楽しく笑顔で」~米子市美術館後援会の福島会長を迎え講演会を開催~

団長 佐伯健二

 とっとり県美応援団の秋の研修会は10月30日、米子市美術館後援会の福島多暉夫会長の講演で幕を開けました。「福島会長の話は大変勉強になった」と何人もから感想を聞き、とてもうれしく思っています。

 県内写真界の重鎮である福島会長を倉吉へお呼びすることは、少々ためらいがありました。「米子市美術館後援会は発足35年近い歴史を誇り、応援団組織としては大先輩。学ぶことが多いはず。ぜひともお話を聞かせてほしい」とは言ったものの、要は倉吉まで来て話をしろと言うことなのだ。

 本当は、私たちが米子まで出向いてお話を聞く、というのがスジだわなあ。それに、福島会長は年齢的にいっても大先輩だ。といった思いが頭にありながらも、昔からの顔なじみ、何とかなるだろうと訳の分からない図々しさに後押しされて、電話で講演を依頼しました。

 そんな私の思いを知ってか知らずか、福島会長は「いいよ。行くよ、倉吉へ」と、あっさり快諾されました。肩の重荷を降ろしていただき、私は、ありがたいとスマホ片手におじきをしたのです。

 福島会長は、講演会で私たちに「美術は楽しむもの。県立美術館を応援する活動も楽しく笑顔でやってほしい」と注文された。心に響く話であり、大変有意義な講演会となりました。