美術館とは何か、どのような役割か(「美術館特別セミナー」開催)

2022年5月29日(日)14~16時

講師:美術館整備局 美術振興監 尾﨑 信一郎氏

場所:倉吉未来中心セミナールーム1

美術館の過去と現在、そして鳥取県立美術館のこれからを考える

 5月29日、「美術館の過去と現在、そして鳥取県立美術館」のテーマで県美応援団のための連続セミナー 基礎編の第1回目が開催され、尾﨑信一郎美術館整備局美術振監のレクチャーを受けました。

 このセミナーは、鳥取県立美術館応援団部会のための連続レクチャーとして、美術館整備局に開催いただいたもので、まずは基礎編として「美術館とは何か」という基本的な問題に焦点を絞り、美術館の成立と展開、コレクションや展覧会、そして今日直面する課題などについて学芸的な立場から3回にわたって論じていただきます。

 第1回目として、美術館とは何か、「美術館の機能(コレクション・展示・調査研究・教育普及)」や「美術館のタイプ(コレクション型と展覧会型)」の解説を聞きました。その後に「鳥取県立美術館」無料ゾーンを臨場感たっぷりに動画で説明され、「常設展」の展示計画や核になる作品などを紹介され「常設展」は美術館を価値付ける重要な展示だと語られました。

 結びに「鳥取県立美術館は、子どものときから作品との出会いや体験ができる場となる」と話されました。以下の通り第2回、第3回も予定されています。

 連続セミナー 基礎編/「美術館とは何か」 開催テーマ

 01 美術館の過去と現在、そして鳥取県立美術館   5月29日(開催済)

 02 拡張する美術館、拡大するコレクション     今後予定

 03 展覧会 選ぶことと並べること         今後予定